目と鍼灸

「目の疲れ」は脳の疲れ、顔の疲れ

暗い顔をしてませんか？

目はもともと脳が飛び出してできたもので脳と密接に関係があります。どちらもふんだんに血液（栄養）が必要で、少しでも不足するといろいろな症状（目の疲れ、かすみ、痛み、頭痛、不眠など）がでて警報を鳴らします。痛み止めなどの対処療法では、その警報機のスイッチをオフにしているだけで本当の解決にはなっていません。

当院の鍼治療では、的確にツボ（反応点）を刺激することにより、目や脳への血流をよくし根本的に解決していきます。

治療方針

1．本治法：根本治療、手足のツボを使って全体の血行を良くします。

2．標治法：患部のツボを使って局所の血行を良くします。

①首の治療：頭と首をつなぐボルトのような筋肉（後頭下筋群）が目の働きと非常に関係があります。

この筋肉はなかなか自分ではゆるめることがむずかしい部分です。いったん硬くなるとなかなかゆるみません。よって目の疲れもなかなか取れないのです。

鍼治療で深部のコリを直接ゆるめることにより、ガンコな首、肩のコリは取れやすくなり、目への血行もよくなり、目の疲れがとれやすくなります。術後「目の前が明るくなった」と即効性も期待できる治療法です。

②側頭部の治療：孫悟空の輪っかのようなコリがあります。

そこが締め付けられるように痛むことがあります。またそのコリは顔面の筋肉（表情筋）にも影響をおよぼし、顔のたるみ、むくみ、目のしわなどの原因にもなります。

鍼治療で側頭部のコリをとり、顔の動きを良くし血行を良くすることにより、顔にハリや艶が出てきます。また目やまぶたを動かす筋肉のコリが緩み、目を開けている状態が楽になります。