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施術時間のご案内

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3:00~7:00
  • 水曜午後(第1・4)はお休みです。
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料金のご案内

初検料2000円
一般治療費5000円
小・中学生4000円
乳幼児(小児はり)1500円
  • 初回は、初検料+治療費になります。
  • 国家資格所有者が行う鍼灸治療は、医療費控除の対象となります。

アクセスマップ

おきゅうのすすめ

ヨモギ
目次

艾(もぐさ)について

  1. 艾(もぐさ)は蓬(ヨモギ)の葉からつくられます。
  2. もぐさの産地:中国におけるもぐさの主要産地は湖南省です。日本では全国の山野に自生し、その中でも古来、伊吹山(滋賀県)・標地原産がもぐさ用のヨモギとして最も良いとされています。
  3. 製法:ヨモギからもぐさをつくるには、ヨモギがあまり大きくならない5~6月頃にかけて若葉を刈取り、陰干しして4~5日日光に当ててよく乾燥させて、茎を除いて葉のみを集めて、石臼でついて、ふるいにかける。この操作を何回か繰り返して、残った白い線維様の物質を集め保存しておくと、その物質が柔軟で淡黄色の物質となる。これが「さらしもぐさ」です。製造過程によって、粗悪なものから良質なものへと10~15段階に品質が分けられ、それらは使用目的により、それぞれ利用されます。

おきゅうの効果

(1)ヨモギの効果

ヨモギ
  1. ヨモギの生命力:ヨモギの語源が四方に良く繁殖するので「四方草(よもぎ)」、良く萌えでる草から「善萌草(よもぎ)」であると言われるほど、ヨモギはとても繁殖力が強い野草です。昔の人々はまずヨモギの優れた生命力に注目しあやかろうとして食べ始めたと思います。当然他の野草も最初はその生命力の強さにあやかる事から、健康のために利用されました。それらの中から期待通りの効果があったものだけが、長く伝えられているのです。
  2. 各種ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富:中でもビタミンA・B1・B2・C、鉄分、カルシウム、リンが特に高単位で含まれています。よって、食用としても効果があり、浄血・増血作用、利尿作用、止血作用、整腸作用、鎮痛作用に優れ、身体の調子を整えてくれます。

穴(ツボ)の効果

ツボにはそれぞれ特徴があり、得意な主治症があります(例えば、血液循環に効くツボ、胃腸に効くツボ、婦人科疾患に効くツボなど)。またそのツボの組み合わせによって、より効果的に働かすことができます。

以上、ヨモギの効果を、熱刺激によって、そのツボに浸透さす事によって、その主治する効果を発揮し、身体を調整していくのです。

よって適正なおきゅうは、疾患・苦痛を取り除くだけでなく、血液循環を良くし、身体を丈夫にし、病気を寄せつけない身体つくりをしますので、日常の健康管理に最適です。

施灸にあたっての注意点

(1)「継続は力なり」

おきゅうは1回2回したからと言って効くものではありません。(時には驚くほど早期に効く場合もありますが) 毎日毎日すえることによって、病気の根本に働きかけ身体を回復させます。よって効果が自覚できなくても、必ず身体には良い影響を及ぼしています。

(2)「万人に効くツボ」というのはありません。

よく雑誌などで「肩こりのツボ」「便秘のツボ」などとありますが、万人に効くツボというのはありません。ひとそれぞれに性格や体力などが違うように、その人に合ったツボ、ツボの組み合わせがあります。そこにすえないと良い効果は期待できません。

(3)本当のツボはゴマ粒以下です。

最小の刺激で最大の効果を出すには、本当に正確なツボ取りが必要です。ツボに遠ざかるまた刺激の幅が広ければ、それだけ効果は薄れます。よって正確なツボ一点におきゅうをする方が、最大の効果を発揮できます。

(4)熱ければ良く効くというのは間違え。

熱ければ良く効くという錯覚にとらわれがちですが、全くその必要はありません。よってもぐさを燃やしきる必要はなく、「すこし熱いかな」(体感としては少し熱めのお風呂に入った感覚)という程度で取り除いてください。心地よい熱感を感じてください。

(5)ツボ・おきゅうの順番・回数など、当院の指示に従ってください。

そのひとによって一番良いツボ・組み合わせというのがあります。またおきゅうの順番・回数というのもおきゅうの効果を最大限に発揮するのに大切ですので、当院の指示に従ってください。

(6)定期的に来院し、ツボの確認かつ鍼治療を受けてください。

人間の身体は、外的な環境(季節・天候・生活・外傷など)や内的な環境(ストレス・心配事・悲しみなど)また食生活によって大きく影響します。よってその時に応じたツボの変更もあり、ツボがずれることもあり微調整が必要です。また鍼治療こそ東洋医学の神髄である気血の流れをよくし、脈の状態を良くする治療です。ツボの確認を含め鍼治療を定期的に受けてください。

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